中古車購入時のチェック項目に必ずあるプラグ交換。
何だか面倒という話も聞くが、百聞は一見に如かず、百見は一経験に如かず。
たまたま純正プラグも何故か4本手元にある・・・。
やってみますか。

シート後部をめくると左右にヘックスボルトがある。
それを緩めるとシートが外れる。

タンクは作業性向上の為、外さずに画像のように工具をつっかえ棒にして浮かせられる。

今回は外して作業した。

エアクリーナーボックスを外す。
センターの矢印の位置にもビスがあるので注意。
このあたりの作業性はかなり良い。
エアクリ周りは下手なネイキッドの方が面倒くさい。

ボックスを外すとイグニッションコイルの付いた仕切り板がある。
二箇所のピンを抜き、プラグコードやキャップと一緒に外すとこんな状態になる。
遮熱&防塵用のゴムをめくるとヘッドカバーとプラグホールがある。

2番、3番はT字のプラグレンチでも脱着できるが、1番、4番は車載工具を使用しないと外しにくい。


コンプレッサーがあるならプラグホールのゴミを吹き飛ばしてから作業するのが正解。
燃焼室にゴミが入るからね。

回してみるとかなり緩く、外したプラグのガスケットは全然潰れていなかった。
おぃおぃ・・・箱にも締め付け具合は書いてあるだろ・・・。
捻じ切りが怖いなら交換しようとするなよ・・・。と小一時間。

全然磨耗もしてなかったので再使用する事にした。

新品プラグは純正指定のNGKCR9E。
使用していたプラグはCR9EK。
CR9EKは’04年以降のモデルの純正指定。
熱価も形状も同じだが、先端が二極になっている。

カジリ防止と熱伝導性向上の為、グリスを塗布して組み込む。
バイクに乗り出して10年、やっとこういう部分にも気を使うようになった。


しかし車載工具での締め込みってトルクが分かり辛い・・・。

ポンポンポンで元通りっと。
何だ、簡単じゃん。

誰だよ、面倒って言ったのは・・・。
ホンダのV4なんかこんなもんじゃないぞってんだ。

締め付けトルクがユルユルだったのが分かっただけでも収穫。
ちなみにインジェクションモデルはラジエターをずらして前から作業できるらしい。


しまった、ここまでバラしたならキャブの同調もやっとけば良かった・・・orz
(2/10、同調とりましたよ〜w)
また次回だな・・・。