前車ZZ-Rの時に結局交換せず仕舞いだった新品チェーン。
調べてみたらR1も同じ530サイズ。
ZZ-Rは110リンクでR1は114リンクだが、ドリブンスプロケ大きくする予定で120リンク買ってたのが幸いした。
折角チェーンがあるならスプロケもいきましょか〜。

純正チェーンに純正スプロケ。
そういや今まで3点セットを一気に交換した事ないや。
特にチェーンなんて若い頃は交換する事さえ知らなかったもんだ。
大人になったんだなぁ。


分解についてはハブダンパー交換を参考に。

しかし汚いチェーンとスプロケだな。
前オーナーは乗りっ放しだったんだな・・・。

今回使用するのはisaのドリブンスプロケット。
本当はチタンコートなんかのもっとテラっとした色の方が好きなんだけどね。
特売で安かったんだよ・・・。

大人だから渋目をと言い聞かすw

超ジュラルミン+ハードアルマイトなので純正よりも結構軽い。

isaは加工精度が高く、有名な某社よりも高品質と評価されている。
COERCE(コワース)のスプロケはこのisaのOEM商品。
勿論レースシーンでも活躍している。
これ、豆知識w


丁数は+1の44丁を使用。

6箇所止まっているナットを緩めて外す。
このナットもロック機構が付いていて原則新品交換。

画像ではゴロンと置いているが本当はダメ。
この状態で作業をするとローターを歪ませてしまう可能性があるから。

R1の場合はリムより内側にローターがあるので問題ないけどね。

新旧比較。
ん〜あんまり減ってないや。
別のスプロケ付けてたのかそれとも??

しかしまぁ汚い駆動系・・・。


ハブ周辺を掃除し、確認しながら元通り組んでいく。
ベアリングのチェックやグリスアップもこの機会にやっておこう。

しかし渋いな・・・。
若さが足りないorz

締め付けのトルクは69Nm。

さて、次はドライブスプロケット。

六角レンチでチェーンケースカバーを外す。
カバーはシフトのリンクを外さないと外れない。

画像中央上側のシフトアームとロッドを繋いでいる部分のダストカバー部から分解するといい。
フレーム内をロッドが貫通しているので切り離さないと作業性が悪いからだ。

この画像ではアームが繋がったままなので悪しからず。
このシフト部の切り欠きはナメ易いので確実に垂直に入れなければならない。
その為に一度切り離すのだ。

昔のヤマハ車はエンジン側もナメ易く、よくズクズクになっていた。
お金のかからない最終手段として溶接してたよw


センターのナットは36ミリ。
ロックワッシャーが付いているので寝かせてからインパクトでパリパリっと。
均等にコジれば外れるけど、どうしても固着してる場合は無理せずにプーラーを使う事。

今回使用するAFAMのドライブスプロケット。
記憶が正しければドライブスプロケは純正よりアフター品のほうが安い。

丁数は純正と同じ16丁。

新旧比較。
元々の歯の形状が少し違うようにも思える。
純正は振動&騒音対策か、ゴムが付いている。


組み込む前にチェーンケースカバー内を掃除しよう。
泥や砂、チェーンルブがこびり付いて悲惨な状態の筈。

あとは元通りに組む。
くれぐれもシフトアーム部をナメないように。

最後はチェーン。
今回使用するRKのGS530XW(120リンク)。
ジョイント部をシールするXリングがうんたらかんたら・・・。


と、ここで問題発生。

チェーンをカシメるSSTを持っていた友人に電話をしたら壊れちゃったとの事・・・。
う〜ん、何万もするメーカー物じゃないと数回使ったらかなりの確率で壊れるんだよな、コレ。

でも買うぐらいならバイク屋でやってもらった方が確実に安い。
使用頻度少ないし。

と言う事でバイク屋に持ち込んだので画像は無し・・・。
チェーンのカシメは緩過ぎてもダメ、締め過ぎてもダメな部分。
工賃は¥3000。
今はゴールドチェーンは流行らないぞって言われましたorz

完成。
メンテ優先でタイヤの皮剥きから全然走ってない・・・。


初期伸びがあるのでしばらく走ったらチェーンの張りを点検しませう。

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