購入時走行20000キロ。
やはりと言うか、タイヤ交換時にハブダンパーの劣化が気になった。
高い物ではないし、これ以上の劣化は走行フィールに関わるので交換した。
右側にある32mmのナットを緩め、アクスルシャフトを抜く。
何度も言うが、キャリパーを外しておくと組み立て時に苦労しない。
外したキャリパーはホースに負担がかからないように引っ掛けておく。
チェーンも外し、スイングアームに引っ掛けておく。
そのままホイルを抜けば外れる。
ドリブンスプロケははまってるだけなので引っ張れば抜ける。
’98のR1はこんな感じ。
小さいダンパーが6個入ってる。
回転方向にガタがあれば原則交換。
この車両はガタまではいかないが、結構スコスコ状態だった。
4XV-25364-00(¥525) × 6 ¥3150
新品はキツキツなので潤滑剤を塗布し、プラハンで叩き込んで元通りに組む。
新旧の比較。
どっちがどっちかは一目瞭然だと思う。
この部品6個で150PSにもなる駆動方向を支えているんだからこのゴムの重要さは言うまでもない。
あまりに劣化するとアクセルを捻ってからタイムラグができる上にギクシャクする。
勿論チェーンやスプロケと同じく操作の荒い人やエンブレを多用する人は早く劣化する。
こういうゴム類やベアリング等のリフレッシュはバイクには勿論精神的にも清々しい。
一度点検してみてはいかがでしょうか。
ちなみにリアアクスルの締め付けトルクは130Nm。
リアキャリパーマウント部の締め付けトルクは40Nm。