純正マスターは一体式でカッコワルイ。
しかも前オーナーの転倒か、レバーが曲がってて操作性が悪い。
おや?メーカー不明だがmade in japanのマスターが¥3100であるじゃないか。
早速買って交換しよう。

リザーブタンクのフルードを抜く。
注射器かスポイド、無ければウエスで吸わせてもいい。

ミラー等の付属品は車体に固定されているうちに外そう。

バンジョーボルトとブレーキスイッチの端子を外して純正マスターを取り外す。

ガスケットとなる銅ワッシャーは新品を使おう。
フルードは塗装を侵すので、ポタポタと垂れないように。

スイッチは純正を使い回すようだ。

必然か偶然か、スイッチもバンジョーボルトのピッチもそのままドンピシャで純正と同じだった。

何だかキモチワルイw

そのまま逆の手順で組んでいく。
別体タンクのステーは作らないといけないらしい。

レバーのアジャスターもネジ式で細かく調整できる。
ホースも取り出し位置が90°変わったが、取り回し変更で大丈夫。

トントン拍子に作業が進む。

あとはエア抜きをして完了。
ホース長が長いので少し時間がかかるか。

空気は上へと逃げるので、ハンドルの向きを考えてニギニギしよう。
ハンマーでマスターやキャリパーをトントンと叩いてやると気泡が出てくる事が多い。



我ながら順調かつ完璧な作業www

その日はそのまま走ってたが、翌日に再度点検とエア抜きをしていてある事に気付いた。
素早く握るとちゃんと油圧を送るのだが、ゆっくり握るとスカっと空握りになるのだ。
まるでエア噛み100%の状態と同じ感触でスカっと。

これはそのうち死ねると思い、純正に戻した。
mede in japanとだけ刻印されているメーカー不明のマスター・・・。
クレームの付けようがない・・・。

よくよく考えると、日本で二輪のマスターを作っているのはアケボノかニッシンあたり、記載が無いなんてオカシイ。
それに鋳物の成型の荒さやネジ部の切り出しの荒さ・・・
レバーに関しては陽極酸化(アルマイト)処理されておらず、使用後すぐに粉を吹き出した。

これはなんちゃって日本製のmade in chinaに間違いないという結論に。
くそぅ、掴まされた(´・д・`)

皆さん、安物買いの銭失いとは正にこの事ですよorz



P.S. 曲がって使いにくいレバーだけはエイッと元に戻しましたよ。
    バーナーで炙ると折れずに修正できます。



P.S. 続編でNISSINに変更しました。













ところがどっこいその翌日・・・