BMWは・・・というかドイツ車には3つの弱点がある。
1.水周り
2.電気系統
3.ゴム類(ブッシュ、ブーツ類)
である。
私のE39は段差を越える時にリアが横にズレるような挙動をしていた。
明らかにジョイントやブッシュ類の劣化である。
日本車では15万キロ以上の過走行車でもここまで顕著にヘタらないだろうに・・・。
これが外車は維持費が掛かるという吹聴の一端なのだろう・・・。
半年ほど悩んだ挙句、結局DIYでの交換に踏み切った。

今回交換に踏み切った部品は

2:ボールジョイント(¥6920×2)
3:スナップリング(¥160×2)
4:インテグラルリンク(¥7200×2)
18:ウィッシュボーン(アッパーアーム)(¥34100×2)
計:¥96760
の4点。

OEMパーツ等を使用すれば3割ほど安く揃える事ができる。(例SPEED JAPAN等)
今回はご好意により個人売買にて5万円程で譲っていただいた。
思い立った矢先の事だったので感謝感謝である♪

ドイツはインチではないので基本的に手持ちのミリ工具で作業可能である。
それでも手を入れる場合には日本車にはない16mm、18mmが必要になる。

ちなみに今回使用したのは10mm、16mm、18mm、21mm、24mm、36mmのメガネ又はラチェットボックス。あとは+、−、ハンマー、挟み物等。
なぜそんなに沢山必要なのかは・・・後ほど。

ほとんどインパクトは入らないので手作業がメインになる。

ハブを丸々外してプレスするしかないじゃないか・・・。
正直これはやりたくなかった。

なぜならE39はディスクローター内にサイドブレーキ用のシューがあるインナードラム式。
ここにサイドブレーキのワイヤーが繋がっているのでここを全部バラさなきゃいけない。非常に手間なのだ。
さらにガイディングサスペンションリンク(上図14番)を外し、キャリパーを外し、ABSセンサーを外し、スタビのリンクを外し・・・。

ドライブシャフトのスプラインも圧入並にクリアランスがなく、国産では考えられない程固い。

日本車も軽四でも何でも良いが、過去にドラムブレーキを分解整備した事がない人は正直止めといた方がいいと思う。

インテグラルアームとアッパーアームの交換はネジなので簡単なのだが、ボールジョイントで行き詰まってしまった・・・。
構造上スナップリングを外せば比較的簡単に交換できると思ってた。
ところがどっこい・・・圧入。どうやってもダメ。
多分ここのジョイントを抜き入れするSSTがあるのだろう。

どうにかできないかと試行錯誤するが全てダメ。巨大ハンマーで叩いてもみたので打痕も残り、そのまま組む事もできない。
後にも退けず先にも行けず、八方塞りのまま時間だけが過ぎていった。
こうなったらもう・・・。

ブツブツ言いながら結局外した。

右下に見えるのはポートパワー。
筒が油圧で伸び、3トンのキャパがある。
色々と試行錯誤したんだよぅ。

これが問題のボールジョイント。
そして何とハブを外してはみたものの形状的に油圧プレス機に入らない。
セット不可・・・。

2度目の挫折・・・_| ̄|○
既に開始から8時間が経過している。

ハブを外す前に試したアレを再度試してみよう。
単体になったからもしかしたらうまくいくかもしれない・・・。


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