このマフラーには悩まされた。
ひたすら煩い。どれぐらいって小一時間走ると乗り手が頭痛を伴う。
そして抜けすぎによる低速スカスカ。
仲間内と走った時に痛感し、交換を決めた。

しかし・・・

静音でも爆音でもなく、低速トルクも稼げると考え選んだエキゾーストはBaby Faceのステン&カーボン。
4-2-1の手曲げ。

装着して気が付いた。
好みではない、と。
サイレンサーはやはりカーボンより金属系がいい。
ナイトロもBabyもセンタースタンドは使えるのだが、ストッパーがない。
センターパイプ→サイレンサーの接合付近がセクシーではない。
50.8φのサイレンサーが他になかなか見つからなかった。
低速トルクは増えたが、5000rpm付近にトルクの谷が顕著に現れ乗り辛くなった。

元に戻そうかな・・・。

今更ながらマフラー交換の手順を記載。
本当はラジエターを外すほうが良いのだが、慣れてくるとずらすだけで交換が可能になる。

矢印部、三箇所にある10mmのボルトを外す。

オイルクーラーが外れる。

次にホーンのステーを共締めしている左右二箇所の10mmも外す。

下部はステーのブッシュに刺さっているだけなので、上に引っ張り上げながら前にずらすとラジエターもフリーになる。

あとはフランジのナットを外すとマフラーも外れる。
作業性が悪ければファンも外せばいいのだが、ダンボール等で養生して作業をしないとコアを潰してしまうので注意。


フランジナットを外すのは9.5のショート若しくは6.3のラチェットハンドルがあれば便利。

これがナイトロレーシングとBaby Faceの比較。
機械曲げと手曲げ、4-1と4-2-1。

エキマニ自体のφ数は同じなので、サイレンサーで絞ってやれば
低速もかなり良くなるんじゃないかと予測。

センターパイプ→サイレンサーの差込径はナイトロが60.5、Babyが50.8。

逆の手順で組んでいく。
ガスケットは必ず新品、フランジの締め込みは数回に分けて均等に。

新品ガスケットは粘度の高いグリスを塗ってエンジン側に貼り付けると落ちないで装着できる。


今回低速トルクの対策にサイレンサーを一新した。
ストレート構造ながら内径を少し絞ったチタン管。
長さもあるので消音も大丈夫。
音量はナイトロより小さくBabyよりも大きめ。
ちゃんと低速もOK。

予想外の良い買い物。

これこれ!ここが大事!!
車体下からサイレンサー接合部までの部分。
ヌルっと光るぶっといパイプが強く、エロく、SEXY・・・。

わっかるかな〜わっかんねぇだろうなぁ〜(*´д`*)


乗り易いですよ。