純正のキャリパーが固着気味でなかり片効きしていたので
40mmピッチのブレンボキャスティングキャリパーに換装。
純正OHのパーツ代を考えると中古のこのキャリパーの上物が買えてしまうのだ・・・。
社外のキャリパーサポートを介してそのままボルトオンなので装着は簡単。
中古品なので装着前に洗浄&揉み出しをしておく。

私の場合はシール交換時以外はピストンを完全に出してしまわないようにして洗浄する。
交換をする場合は全バラをしてピストンにこびりついたダストをケミカルで落として、表面をペーパーで
クロスハッチ状に均していく。
今回は美品だったので簡易洗浄とグリスアップのみ。
シールに接するピストン部には耐熱性のある【シリコングリス】を使用する。
余談ですが、制動装置の剛性から考えてもキャリパーサポートは厚みのある信頼できるものを使いましょう。
また、ボルトも剛性や張力の面から新品のしっかりした物を使いましょう。
最近のスーパーバイクは軽量化の為かキャリパーを止めるボルトまでサイズダウンしています。
まぁ折れはしないだろうけど。

元々ZZ-R1100の純正は良く効く部類なんだけど、コントローラブルではない。
それにOHの費用対効果を考えるとタマ数の多いキャスティングが良いと思う。

ゴールドの見た目も手に入って一石二鳥♪

ちなみにZRX400の6ポットがボルトオンだがやはり所詮中型用、調べてみると純正以下の面圧しか出ないらしい。