世間で評判のラジアルマスター、今では純正標準採用ですね。
更にはキャリパーまでラジアルマウント。
じゃあ初期型のR1にも付けちゃいましょって事で。
海外物がやっぱりいいんだろうし、ZZ−Rでもブレンボ使って確かにヨカッタ。
でも国産のマスターは社外もOEMも日信か住友。十分でしょう。
と、ここで問題がもう一つ。
ラジアルマスターに変更する場合、マスター本体のホース取り出し口の位置も変わるので、バンジョーや取り回しを変更してうまくフィッティングをやり直さなくてはならない。
04年式以降のR1は純正ラジアル。
という事で意気揚々と04〜06年式のメッシュホースを購入。
長さが足りませんでしたorz
どうやらハンドルが変更されている分ぐらい足りない・・・。
仕方がないので色々試したところ、05年のR6用がドンピシャ!!
今回購入したホースの一部のみ交換するか、R6用に買い換えるかを悩みながら手元にあったR6の純正ゴムホースで組む・・・。
マスターシリンダーASSYのボルトオン交換ですので詳細は省きますよ。
基本的にポン外しポン付けです。
横型5/8インチからの変更はφ19(3/4インチ)
横型14mmからの変更はφ17(11/16インチ)を使用する。
大まかにシングルディスクorダブルディスクだったりキャリパーのピストン数によってマスターのφ数は異なる。
パスカルの原理ってヤツ。
MOSキャリパーは4ポット×2の仕様では珍しくマスターのφ数が小さいので注意。
装着にあたり唯一加工が必要な場所がある。
私はエイジュウプロのハンドルと併用しているのだが、一部干渉するのだ。
下側なので見えにくく、強度には影響のない場所だが、かなり削り込まなければいけない。
これをクリアーすればスイッチもアクセルホルダーも基準穴を使って元通りの場所に組める。
リザーバータンクを繋ぐゴムホースは純正を使用。
エア抜きは慣れてる人なら簡単。
マスター本体にもブリーダーが付いているので先ずはそこから。
エア抜きの注射器だけは必須。あれば10倍は早い。
マスター→右キャリパー→左キャリパーの順でエア混じりのフルードが出るまで引いてやる。
二周ぐらいしたらレバーを握ると感触がでてる筈。
あとは普通に握握とエア抜きを。
キャリパーやマスターの向きを変えてやったりは特に必要ないが、ゴムハンマーで叩いてやるとさらに抜ける。
次回またメッシュに変更するのでそれなりでいいやw
インプレとして、先ずコントローラブルになった。
純正が5段階とすると10段階の調整ができるという表現が近いだろうか。
横置きは構造上同じ引きしろ=同じ効きにはならない。
ラジアルの方が有効ストロークも長ければレバーも長い。
てこの原理的にも支点と力点を見ればラジアルの方が有利なのは間違いない。
楽しいブレーキが¥20000以下で手に入ると考えればお買い得か・・・。
折るとレバー¥5040かぁ・・・。
確かアントライオンが¥8000ぐらいだったか?
補修部品高ぇ!!
あと、良い機会なのでブレーキの握り方も色々試しながら変更中。