欧州車の純正のパッドはダストが酷くてシャレにならない。
ホイルを社外品に交換するとどうにも我慢ができなくなった。
メッキの表面にダストがこびり付きくすんでしまう・・・。
パープルマジックでも取れない・・・。
早く手を打たなければ・・・。もうパッド交換しかない。

今回は既に交換済みのパッド&ローターを事情があり再度分解した時なので、色々画像が前後しているのはスルーして下さいな。

という事でホイルを外すとこの状態。
表側のリーフスプリング状の物を外す。
さらに後ろにあるプラスチック製のキャップを外し、中にあるボルトを7mmの六角レンチで外す。

するとこの状態。
今回ローターも交換したのだが、その場合は裏側の18mmのボルト2本でキャリパーブラケットを外す。そして画像の赤丸のヘックスボルトを外すとローターが取れる。
くれぐれもヘックスボルトをナメないように・・・。

これがパッド交換で外す部品。
重要事項なのですがスライドピンのようなパーツにグリスを塗布してはいけません。
通常は塗布するのですが、このキャリパーの場合、引きずりや鳴きの原因になるそうです。
今回再度バラした理由が・・・実はこれ。

フロントは左、リアは右にパッドの残量センサーがあります。
こちらも消耗品なのですが、今回は残量のあるまま社外品に交換なのでそのまま元に戻す。
配線を切らないように。

また、キャリパーを外した場合、ブレーキホースで宙ぶらりんはご法度です。
必ず針金やフックで吊りましょう。


新しいパッドの裏面にはパッドグリスやシリコングリスを塗布すると鳴きが抑えられる。また、最近のパッドにはあまり必要ないが、パッドの角をヤスリで落とすのももまた鳴き対策になる。
SSTや挟み物等でピストンを押し戻して新品パッドを組めばO.K.。

画像はないが、ローター交換についても言及を。
新品ローターは錆止めの為にオイルまみれなので脱脂してから装着する。
また、ハブ周辺の錆が気になる人は缶スプレーで色を塗っておくと○。
ハードブレーキングしない人は耐熱塗料でなくても○。

補足としてパッド交換時はマスターシリンダーのリザーバータンクの蓋を外して、周囲にウエスを巻いておいた方が良い。
というのはフルードを逆流させるワケなので蓋をしたまま満タンになるとそれ以上キャリパーのピストンは戻らない。
さらに以前にフルードを継ぎ足しているとピストンを戻した時に溢れてしまう。
パッドが磨耗するとその分ピストンが出るのだからフルードが減るのは当たり前。
足す=全体量が減っているではないので通常は足さない。


今回はacreの【アクレユーロ シュトラーゼ】というパッドを使用した。
数百キロ走り、慣らしが終わった今のフィーリングは純正よりも初期制動が下がり、
逆に奥で効くブレーキになった、という感じ。効き自体も純正と比較しても遜色ない。
コントローラブルでローターも同時に交換したのが良かったのか鳴きもない。
気になるダストは1/10程になった。
市場価格も前後セットで¥15000前後とコストパフォーマンスも高い。

BMWは前後共に片押し1ポッドのキャリパーで、それでも十分に効く。
重量配分と車体のバランスの良さの賜物と思われる。
なのでストリートならばやはり前後同じ銘柄のパッドが良いと思う。



後述ながらブレーキは重要保安部品に指定されている為、経験のない方は指定工場や認証工場に依頼してください。
現在は規制緩和により分解整備検査は廃止されております。
しかし自己における分解整備の場合、点検整備記録簿に記録して、2年間保存しなければなりません。法律上は・・・。
という事でご自分で作業なさる方は自己責任で。